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「No1チャレンジングカンパニー」を目指して、アイデアのフレームワークをチームで実践してみたい。
「No1チャレンジングカンパニー」を目指して、アイデアのフレームワークをチームで実践してみたい。

「アイデア理論ワークアウト」受講後インタビュー

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竹下悟(たけしたさとる)

ソフトバンクグループの中で、世界シェアNo1のモバイル流通企業である米国ブライトスター社と経営統合を行い、国内に限らずグローバルな展開に向けてのステップを歩み始めた「ソフトバンクコマース&サービス株式会社」*。その中で主にコンシューマ部門で、ひらめき財団の「アイデア理論ワークアウト」が研修導入されました。今回は受講チーム責任者として同部門の竹下悟(たけしたさとる)さんにお話を伺いました。まず竹下さんがアイデア理論や、ワークアウトについて知るきっかけについては?


知るきっかけは元々お仕事でご一緒していたひらめき財団の高本さんにご紹介いただいたことです。弊社とは異なった独特なワークスタイルや、仕事に対する考え方やアイデアを聞いて、興味を持ったのがきっかけでした。何かにチャレンジするためには何かをひらめき、アイデアをまとめ、ビジネスプランを作らないといけません。社員一人一人それぞれ多くの仕事を抱えている中で、どうしたらそういうアイデアが出てくるか、ひらめくかというと、今現在は個々の能力によっていると思います。いつも新しいことに興味を持って、そういうスキルを磨いている社員もいれば、目の前の仕事をこなすことで手一杯になっている社員もいます。「アイデアは何か既存のものの組み合わせ。ゼロから生み出すのではなく、あるものを組み合わせて新しく提供すること」というアイデア理論の説明を聞いたときに、自分の経験と照らし合わせても感じるものがありました。

仕事に対する考え方やアイデアを聞いて、興味を持ったのがきっかけでした。

ご自身も今までそういったかたちでアイデアを構築してこられたという意識はあったんでしょうか?


いえ、意識があったとは思っていません。自らを振り返ると比較的新しい事に取り組む機会が多かったように思いますが、自分の中では体系立てた理論があったわけではなく、経験に基づき直感的にやってきました。もしかしたら今回の研修でアイデアが理論化され、それを理解することで、自分自身の本当の“力”になるのではないかと感じました。またアイデアがなかなかでてこないという社員に刺激を与えられればと感じました。

今回の研修参加メンバーはどのように決めたのですか?


今回は現場の課長を中心に、その下の中堅社員を入れる形でメンバーを選定しました。ソフトバンクグループは、企業文化としてさまざまな事にチャレンジできる環境が整っています。その中でも私たちは「グループでNo.1のチャレンジカンパニーになる」という目標があります。そのためには数多くのアイデアが出てくれば、自ずとチャレンジする機会が増えるのではないかと考えました。新しい事にチャレンジする時に大切な事は、「判断力と推進力とスピード」、言い換えると「責任をもってスピーディにジャッジして進めていく」ことだと思っています。弊社では、課長が現場を最もよく知っており、お客様のニーズや一般社員のアイデアを吸い上げる立場にあります。同時にビジネスの企画を行う立場では責任と権限もありますので、課長が中心になり、現場からたくさんの新しいアイデアやプロジェクトが生まれることが次の新たな成長の糧になると考えました。

実際にプロジェクト進行や営業活動をお客様と履行されている役割の方、実行部隊かつ将来的な事業構築や問題収集してアイデアを構築していくというスタッフを選出されたということですね。かなり現場でもお忙しいみなさんが選出されたと思われますが、合計7.5時間の研修に「この忙しいときに!」などといった反応などはありませんでしたか?


反発は意外と無く、すんなり受け入れられました。最近の研修は、e-Learningシステムを活用して、自分の空いている時間に個々で受講するというケースが多かったので、今回の集合研修というのは久しぶりで、新鮮だったのかもしれません。コンシューマーセールス部門を対象に全員で24名、対象ユニット全体のなかで20%弱の規模となりますが、まずは試しにやってみようと。

反発は意外と無く、すんなり受け入れられました。

受講をいただいた結果ですが、率直な感想をぜひお寄せください。


一言で言うと、「特別、新しくはないけど、新しい」というのが正直な感想です。今までにない視点で「アイデアの分解、構築」を理解していくことができたと思います。受講者にとっても多くの「気付き」があったのではないでしょうか。

比較的難易度の高い概念の抽象度操作ワークについてはどんな印象でしたか?実際に3回目では、メンバーの3割くらいの方は理解いただいているな、と感じたのですが、アンケート結果含め、成果についてのご感想を伺えますか?

やってみなきゃわからない!というのがもともとあったので、あまり先入観も持たずまずやってみようと思っていました。
今回のワークアウトで学んだ「アイデアを導き出すための工程」を、少しでも現場で活用しようとする意識があれば、成功だったのではないかと思っています。


やってみなきゃわからない!というのがもともとあったので、あまり先入観も持たずまずやってみようと思っていました。アンケート結果を見ると、「ためになった」という人、「楽しかった」という人が70%を占めました。今回のワークアウトで学んだ「アイデアを導き出すための工程」を、少しでも現場で活用しようとする意識があれば、成功だったのではないかと思っています。
反省点としては、今回3回にわたって研修を実施したのですが、一回ごとに学んだ事が、次の回には一度リセットされる感覚がありました。それぞれの回は長時間にはなりますが、2回でもよかったかもしれません。
これから受講者一人一人が、さまざまな場面で、今回学んだ新しい視点を前向きに実践してほしいと思います。社内の業務改革や製品開発はもちろんのこと、パートナー様へ対してのアイデアやご提案についても、活用できる機会が増えるといいと思っています。

ソフトバンクコマース&サービス株式会社http://cas.softbank.jp

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