低価格って、誰にでも同じ「低価格」なの?
価格という概念には絶対的な価格と相対的な価格が存在します。絶対的な価格が安いのか高いのかという概念と、相対的、同じカテゴリーの中で相対的に低価格なのか高価格なのか。さらに低価格には、割引販売というのもあると考えられます。ユニクロは自社企画製品ですが、ドン・キホーテは自社商品ではなく、他社商品を仕入れてそれを割引販売という体系で低価格にしています。低価格にも少しずつ違いがあるというのがアイデアモデルの分解から見えてくると思います。
「アイデア理論」を本日のセミナーでなるほどと感じていただけたら、それを同僚や上司にも共有されてみてください。アイデア理論を元にアイデアを話す事によって、一切の無駄無く「共通の理解」を持ちやすくなります。
私の会社(福井が代表を務めるミクル株式会社)はまだ10人にも満たない会社ですが、600万人もの人が使うサービスを提供させていただいています。そのようなサービスをきっちり分解して、共通認識を持つと、会議もほとんどいらなくなるほどです。
今日の「ひらめき財団設立記念セミナー」は、財団にとって初めてのリアルにおけるイベントになるわけですが、後ほどお配りする冊子は初めて作った製品となります。
※次回は、「アイデア理論によって会話の齟齬がなくなる?」についてです。